【金沢市・施工事例】和風庭園を明るい洋風ガーデンへ|1年かけた庭リフォーム
石川県小松市・金沢市を中心にお庭の「かかりつけ医」として活動している、いざわ造園の伊澤です。
今回は、**金沢市内で行ったお庭の全面リフォーム(リガーデン)**の事例をご紹介します。「昔ながらの和風の庭を、明るい洋風のガーデンに変えたい」とお考えの方に、ぜひ読んでいただきたい庭づくりのストーリーです。
実は今回ご依頼をいただいたお客様は、私の学生時代からの大切なご友人です。気心の知れた仲だからこそ、お互いにじっくりと時間をかけて理想のお庭を追求することができました。いざわ造園が大切にしている「お客様とのコミュニケーション」がギュッと詰まった事例です。
立派な和風庭園と、お客様が抱えていた「本当の好み」
リフォーム前のお庭は、立派な石灯籠(いしどうろう)やつくばい、存在感のある景石が配置され、足元は美しい苔(こけ)に覆われた、伝統的な「和風庭園」でした。植えられている樹木も、和の風情を醸し出す、カチッとした仕立ての深い緑色の木々が中心です。
これはこれで非常に価値のある美しいお庭なのですが、住まわれるお客様には一つ、長年抱えていた「本当の好み」がありました。
お客様は大の植物好きで、実はご自宅の中は数多くの観葉植物で埋め尽くされているほど、瑞々しいグリーンを愛されている方だったのです。そのため、お庭の「深い緑が中心の、少し硬い雰囲気の和風の木」に対して、「本当はもっと、風にそよぐような柔らかい雰囲気の、明るい緑の樹木に囲まれたいな…」という想いをずっと持たれていました。
そうした背景があり、今回、思い切ってお庭を自分好みにリフォームしようという計画が立ち上がりました。



お客様の観葉植物の様子①
お客様の観葉植物の様子②
お客様の観葉植物の様子③
庭リフォームで再認識した「石灯籠の危険性」と撤去の決断
お庭のリフォーム計画を具体的に進めていく中で、もう一つ議題となったのが「石灯籠」の存在でした。
2024年の能登半島地震の際、各地で重たい石灯籠が倒壊する被害が多く見られました。お客様もその状況を目の当たりにし、「万が一さらに大きな地震が起きたとき、この立派な灯籠が倒れて家族や家に被害が出たら危ないかもしれない…」と、防災の観点から危険性を感じられるようになったのです。
せっかくお庭を新しく綺麗にするのであれば、これからの暮らしの安全・安心もセットで確保したい。そうした想いから、長年お庭のシンボルだった灯籠を、安全のために撤去する方向で検討がまとまりました。
石川県では地震への備えが身近な課題です。庭石や灯籠、古いブロック塀などは、いざというときに思わぬ凶器になりかねません。庭のリフォームは、お庭を美しくするだけでなく、防災対策を見直す良い機会でもあります。


施工前の和風のお庭の様子①
施工前の和風のお庭の様子②
お客様と一緒に材料問屋へ。現場で進化したプラン
今回はお客様から「実際の樹木や材料を自分の目で見て選びたい」という強いご希望がありました。
しっかりとした予算をかけていただいたこともあり、材料屋さんに直接交渉して許可をもらい、実際の樹木や材料を一緒に見に行くという特別な対応をさせていただきました。
問屋さんに並ぶたくさんの樹木の中から、お客様の好みにぴったり合う「柔らかい枝ぶりで、明るい葉色の樹木」を、プロの目線で健康状態などもチェックしながら、一緒に選んで買い付けを行いました。
しかし、ここからが自社施工ならではの面白いところです。選んだお気に入りの樹木を、まずは予定通りお庭に植えてみたのですが、ここでお客様があることに気づかれます。
「新しい柔らかい木を植えてみたら、残してある和風のつくばいや景石と、どうしても雰囲気が合わない気がする…」
お庭の一部だけを洋風に変えても、元々の和風のベースが強すぎて、全体としてのバランスが崩れてしまったのです。そこで現場で何度も話し合いを重ねた結果、「中途半端に残すくらいなら、思い切ってつくばいも景石もすべて撤去して、完全に新しいコンセプトでゼロからお庭を造り直そう!」と、全面的なリガーデンへと大きく舵を切る決断をしました。
こうした臨機応変なプラン変更がその場でできるのも、営業マンを挟まない、職人直通の一人親方だからこその強みです。


施工後のお庭の様子①
施工後のお庭の様子②
グリ石と砂利の色合わせ|明るい洋風の庭づくりのこだわり
和風の重たい石や灯籠をすべてすっきりと撤去したあとは、いよいよ新しいお庭のベース造りです。お客様のご希望は「とにかく明るい印象にしたい」ということでした。
そこで足元に敷き詰める材料として、一般的なグレーの石ではなく、20センチ程度の、黄色みがかった温かみのあるグリ石(自然石)を特別に取り寄せました。
このグリ石をただ並べるだけでなく、職人の目線で一つひとつ「どの向きに置けば一番美しく見えるか」を計算しながら配置していきます。そして、今回一番こだわったのが、そのグリ石の「隙間を埋める細かい砂利」の選定です。
砂利の色が白すぎても浮いてしまいますし、暗すぎてもグリ石の良さが消えてしまいます。「この黄色みがかったグリ石の魅力を最大限に引き出す、最高の砂利の色はどれか?」——お客様と一緒に、現場で何種類もの砂利のサンプルを実際に敷いて、太陽の光に当てながら試行錯誤を繰り返しました。
そしてついに、これ以上ないという絶妙な色味の細かい砂利を見つけ出し、お庭全体に敷きならしました。このこだわりによって、お庭全体がパッと明るく、洗練されたリゾートのような空間へと生まれ変わったのです。



お庭のグリ石の様子①
お庭のグリ石の様子②
お庭のグリ石の様子③
1年かけて対話を重ねて造り上げた、世界に一つのお庭
今回はご友人からの依頼ということもあり、ありがたいことに当方の繁忙期のスケジュールにもたくさんの融通を利かせていただきました。
あせって数日で仕上げてしまうのではなく、お互いの意見を交わし、材料を吟味し、現場でのひらめきを形にしながら、気がつけば着工から完成まで約1年という期間をかけて、じっくりと丁寧にこのお庭を造り上げました。時間をかけた分、どこを切り取ってもこだわりが詰まった、世界に一つだけのお庭になりました。
完成したお庭を眺めながら、お客様からは「めっちゃ好みな庭になっていい感じ!本当に大満足!」という、これ以上ない嬉しいお言葉をいただくことができました。
この事例のように、お庭のお悩みを解決します(よくあるご質問)
今回の金沢市での庭リフォームのように、いざわ造園には次のようなご相談を多くいただきます。同じようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。
Q. 昔ながらの和風の庭を、明るい洋風のガーデンにリフォームできますか?
はい、できます。今回の事例のように、既存の樹木や景石・灯籠を撤去し、明るい葉色の樹木やグリ石・砂利を使って、洋風で開放的なお庭へと造り変えることが可能です。一部だけを変えることも、お庭全体を一新する全面リフォーム(リガーデン)も承ります。お客様のご希望のイメージをお聞きしながら、最適なプランをご提案します。
Q. 地震対策として、古い石灯籠やブロック塀を撤去したいのですが。
ぜひご相談ください。重たい石灯籠や老朽化したブロック塀は、地震の際に倒壊して家族や住まいに被害を及ぼす恐れがあります。お庭のリフォームと合わせて、防災の観点から危険なものを安全に撤去・整理することをおすすめしています。撤去だけのご依頼も可能です。
Q. 自分の好みのイメージはあるけれど、どう形にすればいいか分かりません。
それで大丈夫です。いざわ造園は、お客様とたくさんのコミュニケーションを重ねながらお庭を造り上げることを大切にしています。今回のように、材料を一緒に見に行ったり、現場でサンプルを確認しながら決めたりと、納得いただけるまでじっくりお付き合いします。「こんな雰囲気が好き」という写真やイメージがあれば、それを形にするお手伝いをします。
Q. リフォームにはどのくらいの期間がかかりますか?
内容によって大きく異なります。草刈りや剪定なら半日〜数日、今回のような全面リフォームでは、お客様とじっくり対話しながら進めたため約1年をかけました。お急ぎの場合も、ご予算やご希望に合わせて柔軟に対応しますので、まずはご相談ください。
小松市・金沢市でお庭のことなら、いざわ造園へ
「和風の庭を自分好みの明るい洋風に変えたい」「地震対策として古い灯籠やブロック塀を整理したい」「イメージはあるけれど、どう形にしていいか分からない」——そんなときは、ぜひお庭の「かかりつけ医」であるいざわ造園にご相談ください。
いざわ造園では、小松市・金沢市・能美市を中心に、親切丁寧、そして安心価格の施工をお約束します。お見積りは無料です。まずはお気軽にお問い合わせください。
